まちのモト
ルート

 札幌中心部にあるポート(専用駐輪場)のどこでも借りられて、どこにでも返せるシェアサイクル「ポロクル」。電動アシスト機能付きなので、徒歩だとちょっと遠いような場所にもスイスイ、風の強い日にもラクラク行けるんです。
 今回は、そんなポロクルの1日パス※を使って、中央区の雑貨屋さん4件を巡りました。

 1件目は南1条西1丁目にある雑貨屋さん、piccolina(ピッコリーナ)へ。
北欧の1930-1980’sのアンティーク・ヴィンテージ食器や雑貨を中心としたヨーロッパのセレクトショップです。店主の金内さんが国内・国外へ旅をして見つけた、有名無名を問わず良いと思うものを紹介しています。

元々はウェブショップで販売を行っていましたが、「北海道の方に、アンティーク・ヴィンテージ品を手に取って見てもらえる場所を作りたい。もっと北欧の魅力を伝えたい。」という想いから13年前に実店舗をオープン。
 今年は5月下旬~6月上旬にかけてスウェーデンへ出張した金内さん。お店で新たな“piccolina”たちが待っています。

piccolina(ピッコリーナ)をマップで見る

2件目は南大通を通って大通西17丁目にあるD&DEPARTMENT HOKKAIDO by 3KGへ。
店内では生活雑貨や家具、北海道のクラフト工房の器やカトラリーなどが販売されていて、生活の一部に溶け込むような商品がずらりと並んでいます。

 スタッフの高野さんのイチオシ商品は“高橋工芸kamiグラス”。「北海道産の「セン」の木を2mmの薄さに挽いた木のグラスです。冷たい飲み物はもちろん、木は熱伝導率が低いので温かいものを注ぐとグラスを通してじんわりと手に温度が伝わります。軽くて割れにくく子どもから大人まで使えるので贈り物にも喜ばれます。」と紹介頂きました。シンプルイズザベストという言葉を具現化したような洗練されたデザインですね。
是非、家族や友達と訪れてみてください。

D&DEPARTMENT HOKKAIDO by 3KGをマップで見る

 3件目はさらに西に向かって大通西24丁目のCo mo feel(コモフィール)へ。
マンションの一室で、北海道の作家さんが作った暮らしの道具やアンティーク雑貨など、オーナー児島さんとスタッフの方自身が使いたいと思った作品をセレクト・販売しています。

 オーナーの児島さんは「北海道作家の作品を見たり買ったりするお店が意外と少ないと感じ、少しでも北海道作家を応援できたら。」との想いで2018年にお店をオープン。
 「たくさんのモノが溢れている中、一点一点丹精込め作られた作家の作品の良さを知ってもらい、日常生活の中にもっと取り入れてほしいです。そして北海道の作家を応援してもらえると嬉しいです。」と児島さんは話します。小さなお店で温かな作品たちが出迎えてくれますよ。

Co mo feel(コモフィール)をマップで見る

 4件目は南下して南2条西25丁目にあるorigamiへ。
北海道の古道具・北海道の古布を使ったリメイク作品・北海道のクリエーターの作品を扱っているお店です。

 店内にはカラフルな大漁旗のリメイク作品や前掛けリメイク作品が並び、北海道のかつての漁師や商人達の活気を感じ取ることができます。
「私は関東からの移住者なので、道内のお客様はもとより道外から旅行や出張でいらした方、自分のように転勤などで移住された方に北海道のよさを知っていただきたい、北海道で楽しんでいっていただきたいという想いがとても強く北海道をテーマとしたお店を営んでいます。」とオガタさんは話します。
円山公園周辺に訪れる際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
風も涼しくサイクリングが快適な季節になってきました。皆さんもお店で出会ったお気に入りの雑貨をおうちに持ち帰って、大好きなモノたちに囲まれた生活をしてみませんか?

origamiをマップで見る

※1日パス:提携ホテル等窓口購入で1650円、ウェブサイト購入で1430円


※ポロクルHPはコチラ。(https://porocle.jp/


この記事を書いた人:おじまみさん

レポーターの紹介は「マップをつくる人」をご覧ください